ありのままきまま

残しておきたい思い出を、めげずに綴りたい。

「CDTV '18 上半期SP」の観覧に行ってきた感想もとい怪文書

テレビの観覧なんて、都市伝説だと思ってた

去る6月28日。「CDTV '18 上半期SPエンタメまとめ総決算」にAqoursが生出演した。その番組観覧にまさかの当選を果たし、当日はスタジオで観覧することとなった。
通常のライブイベントなどと異なり、番組観覧は初めての経験だったし、そんなに多く体験することではないとは思う。得た知見を残しておけば、きっと誰かしらに有益かなと思い書くことにした。
というのは見栄で、実際はブログという名の怪文書でも残さないと興奮が冷めないから。それぐらい高揚感に溢れる体験だった。 

先に断っておくと、観覧する“まで”も書いているので無駄に長い。6500字ほどある。適宜読み飛ばしてほしい。

6月26日(火)

20:30過ぎ

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思わず飛び上がりそうになった

当選メールが到着する。募集お知らせメールに当選発表日時が「26日”中”」と書いてあったから、通常のイベント当落メールよりも遅くなるだろうなとは思っていた。この時間に迅速かつ慎重に仕事をしてた人たちがいるのだな…と、勝手に運営スタッフに思いを馳せてしまった。
なお、筆者は東京住まい東京勤務の会社員、すわわ・果南推しのアラサー女子である。

6月30日(木)

いつもより時間をかけて支度。普段はメガネなのだが、仕事終わりに付け替えるためコンタクトも持参。
それから当選メールに「クロークがない」という記述があったので、仕事リュックとは別にトートバッグも持参した。後述するが、ちょっと気にしすぎたかも。遠征で行く人は、スーツケースとかはもちろんどこかに預けてから来るべきだけど。オールスタンディングの可能性が高い番組なら軽装のほうが良さそうな気がする。

20:00

仕事を終え、会社で身支度を整えて、腹ごしらえへ。駅近くのマクドナルドに入る。マック久々。前より美味しくなった?
ちょうどTwitterではテレビでCDTVを観てる人たちのツイートが流れてきていた。ちゃんと間に合うのか?当選メールの集合時間は本当に合ってるのか?などなど、謎の焦りとこれからAqoursが見れる緊張で胸がいっぱいになり、ポテトとドリンクが全然消費できなかった。いつもこんな食欲なら、痩せられそうなのにな…。

20:15

電車乗った。会社の最寄り駅から赤坂まで15分ほどである。
めちゃくちゃびびってて、LINEなどで友達や身内とやりとりしまくる。ポプテピピックのスタンプといらすとやのニコニコスタンプ連打である。

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こんなことまで実況しなくても…。
20:30

赤坂駅着。
必要なものをトートバッグに移しコインロッカーにリュックを預けた。それから緊張がひどすぎて脱水や貧血を起こしたらまずいと思い、小さめのペットボトルを買った。水を飲むことで副交感神経が刺激され、緊張が緩和されると聞くし。ペットボトルは没収されるかもな~なんて構えていたが、特に問題はなかった。

20:40

指定された集合場所に到着。まずは来た順に並ばされたが、この時点でけっこうオタクが並んでいる。

驚いたのはいつものイベントよりも女性率が高かったことだ。完全にランダムではないということが明らかな女性率。一体どこから湧いてきたんだ…ライブでこんなに見かけないぞ……。
あとあんなに気にしてたリュック。みんな結構普通に持ってきていて、気にしすぎたかな…とちょっと損した気持ちになった。

20:55

整理番号順に列を形成。なんと今回、整理番号が一桁だったので、すぐに呼ばれて意気揚々と並ぶ。10人単位で並んだところ、私の組はちょうど男:女=5:5だったので、全体もおおよそそんな割合かと。
印象的だったのは、整理番号に並ばされてから、一気にオタク同士の会話が始まったことだ。ライブイベントと違い、ほぼほぼソロ参加ですもんね…。
しかも、みんな緊張という同じ気持ちをもつ同士。全体的に謎の親近感が生まれていたように思え、初対面にもかかわらず、私自身も整理番号前後の方とこのときから終わった後もけっこう喋った。
それに加え、集団になることでイキっちゃうオタクは皆無だったので、その点は平和なイベントだった。いつもこんながいい。

21:00

控室へ。受付で当選メールと身分証明書の確認をして、整理番号が印字された「入場整理券」を受け取る。このあと移動のたび整理券の確認があり、スタジオに入る直前まで、手元に持っているような感じだった。

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入場整理券は持ち帰れた。

控室は家電量販店でも見かけないような大きなテレビと、通常サイズのテレビ、2台が備え付けられていた。受付は丁寧で30~40分ぐらいかかっていたかなと。なお、参加者は120名程度だと風のうわさで聞いた。

テレビでは放送中のCDTVが流され、King & PrinceとGenerationsのパフォーマンスは観ることができた。キンプリの見目麗しいところにふふっとして気が紛れたり、かと思えば、キンプリ→オバレ→映画……と連想ゲームしてしまい唐突にこれからAqoursを観ることを思い出して、ソワソワが戻ったりして、オタク乱心。
ここで観覧席がどう設置されているのか確認できたが、Aqoursではステージのセンター取りが上記2グループと違っていたので、心構えは無駄に終わった。

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それぞれのグループにおけるステージの立ち位置

この時間は、周りの方々とこれからの観るライブについて語り合ったり、好きなメンバーやキャストを紹介したり、今回披露する曲予想(「未来の僕らは知ってるよ」だと思ってたし同感の人は多かったように思う)をしたり、CDTVを観ながら雑談をしたり…。ざっくばらんに話しつつも、とにかく渦巻いてしまう緊張や不安を共有し合った。
周りのオタクを見回してみるとみんな同じような感じで、全然違うタイプ同士(たとえばチャラそうな男の子と、キャラグッズをしっかり身につけた地味そうな男性とか)が笑顔で話している様子は、だいぶほっこりした光景だった。

あと、周りの方々と話してわかったことだが、こういうイベントって現住所によって当選補正はかからないっぽい?地方の方もいらっしゃった。(まぁ応募総数は東京周辺が多いだろうけれど)

21:50

スタジオのある建物に移動開始。エンタメ業界、とくにテレビの人は段取り命の仕事だから全体的に手際よく指示してくださる。
このあたりで指示に先んじて携帯電話を切ったので、危うい記憶と録画内容を頼りに記述していく。

スタジオ前に整理番号順に2列に整列。ここあたりでオタクたちは緊張のピークに達しているし、控室と違いあまり喋れる雰囲気ではない。小声でやばい…どうしよう…とペンライトをにぎにぎしながら話すオタクたち。異様な光景である。

出番(?)が近づき、スタッフから携帯電話を切るように再度の注意と、「ペンライトは自分の推しメンバーの色にして応援してください」と言われる。このときは謎の注意だな…と思ったが、実際に曲が披露されて、その真意が明らかとなる…。

22:05

ついにスタジオに入ることになる。スタッフの先導によって順々に扉の向こうへ。機材などがある部屋や通路を通り、しばし前の観覧者の退場を待つ。整理番号順が前なこともあり、スタジオを一歩手前の通路で眺める時間が少々あった。

煌びやかなセット、高そうなカメラ機材、オンエアの文字が灯るランプ。テレビ局に来てる……と平々凡々な感想を呟いてしまうほど、そこはテレビ局だった。

スタジオへはこの図のように入場。

 

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ちょっとショックだった。

私のところでちょうど折り返したので、ライブを行うステージに対しては最後列…!ではあるが、右側の空間が開けていたので、上手側は十分に見ることができるし、パネラーに対しては最前だ。

実際にテレビに写っていないところでも、安住アナがアオリにきたのには笑ってしまった。女性アナウンサーのお二人が、とても愛想が良い感じで可愛かった。
入ったときは、ちょうどCMかな?その後菅田将暉くんのVTRをスタジオで観たが、ミッツ・マングローブさんが高校生の菅田くんに対して「カワイイ~~~!」と声を上げていたのが印象的だった。たしかに可愛かった。菅田くんの歌いいよね、けっこう好きです。

そしてまたCM、この後Aqoursが登場するのだろうということが、スタッフの挙動でわかる。アナウンサーとスタッフがスケッチブックを用いてVTRを紹介する段取りを確認していたり、他のスタッフがAqoursトーク時の立ち位置をスケッチブックに書いていた。しっかり盗み見た。「降幡」にはルビが振ってあって、フフっとしてしまった。確かに他のメンバーに読みづらい名字はいないし、逢田は雰囲気で読める。

立ち位置はたしか
後列:小林、高槻、諏訪、小宮
前列:降幡、鈴木、斉藤、逢田、伊波
こんな感じ?左右の順には自信ないが、前後列を小さい子と大きい子で分けているのに気づいて、「あらやだかわいい」と思わず隣の人に話しかけてしまった。

22:20

ついにCMが明けて、Aqoursの特集が始まる。
テレビで観てわかるように 観覧席は大興奮。CMの途中で挟まれた3rdライブの舞台裏の様子だけで、ヒートアップしてしまっていたのだ。そら安住アナもアオリにくるわ。盛り上げて、ということもCM中に言ってくれた気がする。

VTR中ももちろん観覧席はこの調子で歓声が上がっていた。μ'sにも触れてくれるとは思ってなかったから、とくに声が大きかったように思う。

それにしてもVTRの丁寧な取材内容はすごく良かった。めちゃ人気なアニソンっていうくくりじゃなくて、μ'sとの繋がりとAqoursの軌跡をシンクロという軸でまとめたのは、企画者の力量を感じる。前回似たような切り口でブログを書いたが霞んでしまう…よろしければ読んでください。

early48.hateblo.jp

 

そして、トークのためについにAqoursが登場。

未来の僕らは知ってるよ」だと予想していたら、まさかの「WATER BLUE NEW WORLD」。

この曲を間近で見れるとは!

ていうか、すごい!!近い!

解像度がめちゃくちゃ高い!!!!!

情報量が多すぎる!!!!!!!!!

 

ペンライトの注意の意図もここでようやくわかった。この曲はアニメの作中でAqoursラブライブ優勝を決める、とても重要な曲だ。Aqoursの色、そして曲名にあるとおり、なんにも言われなければ、青色にしていたと思う。

録画を見返したが、アニメ映像と比較すると衣装のディテールの細かさよ。曜ちゃんや果南ちゃんの黒袖をシースルーにした人、天才だと思う。

安住アナとのトーク中でも、あいにゃちゃんはファンサがすごい。あとあんちゃんの口を覆うクセが出ちゃったところも、可愛い…。ちなみに私の場所だと入退場は全く見えないのでそれは残念だった~。

 

トーク後、Aqoursは一度ハケる。しばらくして、ステージから円陣の掛け声が聞こえてきた。

「アクアーサンシャイン!」

いつもBDやらAqours clubの特典映像でしか聞けない、舞台裏の一幕が生で聞けるとは…。待っているときからそうだったが、鳥肌が止まらない。

CMがあける前にAqours再入場。それぞれのポジションに付きながら、CMあけを待つ。その間もあいにゃは相変わらずお手をフリフリ、きんちゃんはコーレスでお馴染みの丸をつくり観客たちを興奮…もとい和ませていた。

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なお、これ以降センターから下手側はほとんど観てないです。

曲中はとにっかく近さに興奮しっぱなし。近さをAKB劇場で比較すると、半分のキャパ、なのにそれよりも広々としたステージで、しかも2本の柱がない。体感としては立ち最前より少し前の方で見るイメージ、しかも照明がギラギラしてるから、表情も四肢の躍動も本当によく見える。最後列の私でさえこれなので、最前は大変なことになっていたのでは…?

また、録画を見返して思ったが、スタジオとテレビとでは、おそらく聞こえてる歌声が若干違う。ある子の歌い出しが少々かすれていて、スタジオでは聞こえなかったのだけれども、テレビではしっかり拾い上げて放送されていた。音声に関する知識がないので勘違いかもしれないが、スタジオの方が生声に近い状態で聞けたというのは大変貴重なのでは…。

 

それからライブと大きく違うのは、ライブにしてはステージが狭いということだろう。フォーメーションがきっちりしていることがいつも以上にわかったし、美しさを感じた。
個人的にそれをよく体感できたのは、Aメロ終わりのヨハネ投げキッス&1年・2年が一直線に、というポジションを取ったときだ。

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思わず韻を踏んでしまった。

私の位置がちょうど一直線に並んだ延長線上だったもんで、あいきゃんの後ろにズラッと綺麗に並んで、後ろがほとんど見えないのには、謎の感動を覚えてしまった。

しかも、あいきゃんの投げキッスっぷりよ!!!

ビシッとしてる!!!!!!!

投げキッスをする全体のポーズが、ものすっごくキマってる。
可愛いよりもカッコいいというか。

とにかく良い………。

 

Bメロ終わり、上手側に3年生がやってくる。

小宮有紗の顔が良い!!!

すわわは本当に四肢が綺麗。
そして白い。
肌の質感も感じ取れたんじゃないか?と思い込んでしまう距離だ。

そして、小宮有紗の顔が良い!!!!!

近いって最高。

 

あいにゃとりきゃこのスカートが舞う。ウオオと歓声を上げながら、なんだか3rdライブで観たより時間が長く感じた。カメラの邪魔にならないよう、スタッフが必死で回収していたのも印象に残った。

記憶の限りでは衣装の早替えの前後で、カメラかスイッチを担当しているらしきスタッフから歓声が上がっていた。あんなにカメラワーク頑張ってシンクロをばっちり決めたからだろうか、そんなふうに思ってたが、帰宅してから録画を見返したら、くっきーと伊原六花ちゃんが映り込んだときとタイミングが近かった。そっちか~~~。

 

夢中でペンライトを振って、あっという間にサビが終わって、曲が終わった。サビはすわわばっかり観ていた。

具体的なことを思い出せない。

でも、とにかく動く諏訪ななかがすごく良い…。

 

そして番組は次のコーナーへ。ウェディング特集を読み上げている最中に、Aqoursトーク時の並びに戻り、観覧席に手を降ってくれていた。オタクの歓声はこのせいである。

私もAqoursに向かって緑色に光ったペンライトと手を振っていると、すわわがこちら側を向いてくれた。

周辺で緑色のペンライトを振っているのは私だけだし、

より激しくペンライトを振ったらにこやかになったし、

あれ、

これは、

明らかに目が合っている、

目が合っているーーーーー!?

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オタクはいつだってレスが嬉しい。

お見送りとかお渡し会とかじゃなくて、数ある人数の中に私という存在に気づき、私一人に対して何かしらリアクションしたという事実が、この上なく幸せだった。

いや~いつだってレスはオタクを幸せにしてくれる。

 22:40

興奮冷めやらぬままスタジオを後にする。

駅に向かいつつ、整理番号前後だった人たちと再び合流し、口々にライブの興奮を言い合う。
あのときの気持ちは、あの場にいた人たちでしか共有できないもので、ライブ中も不思議な一体感を感じてしまった。
初めて会った人たちなのに、同じ気持ちになっていることがなんだか無性に楽しかった。

 

総括

Aqoursを追っていると嬉しさと楽しさと幸せをいっぱい感じられる。

そしてそれを支えるスタッフの様子を垣間見れたという点でも、とても良い体験だった。

エンタメ業界に片足を突っ込んでる身としては、そういうコンテンツを作れることにすごく尊敬するし、同時に自分の仕事も頑張らなきゃと身が引き締まった。

 

あと近くで見るって解像度が高くてすごくやばい。
実在を感じられるって最高。

このイベントで運を使い果たしたと思わず、どんどん運が舞い込んでくると信じて、これからもどんどんイベントに申し込んでいきたい。

逢田梨香子写真集のお渡し会に当選したい…!まるごとりかこBDイベントの二次抽選やってほしい!浦ラジ公録やりません?すわわーるど公録にも行きたい!小宮有紗ファンミ、そろそろじゃんね!!!

 

なにより3rdライブツアー福岡公演がちょ~~たのしみ~~~!