「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE-#2 Transition」楽しかった~
久々にドはまりしたTVアニメ「少女☆歌劇レヴュースタァライト」が終わり、3週間が経つ頃。
スタァライトロスに陥るかと思いきや、矢継ぎ早に「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE-#2 Transition(以下#2)」、つまりスタァライトの舞台の第2章が幕を開け、あれよあれよとぶつけられる情報量にすっかりまたスタァライトされてしまった。
10月13日から10月21日まで全14公演が上演され、3回(そのうち女性限定公演2回)劇場で観劇し、加えて千秋楽のライブビューイングに参加してきた。
見た人向けなので、ネタバレを気にしてないですし、ストーリーを丁寧に追っているわけではないので初心者にオススメするタイプの記事でもないです。ご注意を。
スタァライト舞台#2、ネタバレない形で言うなれば、ほんとに熱量がすごいからライビュで見てほしい………ぜひ……たのむ…… pic.twitter.com/uQlZb9p256
— あーりー (@ear_ly) October 14, 2018
歌・踊り・殺陣の密度が5倍!!!(当社比)
私の初日は、14日のソワレ。全体で言えば4回目に当たる公演だ。
事前情報で知っているのは、新キャストが4人いること、どうやらライバル校らしいとのこと、はちゃめちゃスキルがあること、メイン9人のキャストは新キャストに負けるものかと稽古に励んていること…。
そしてすでに見た仲間内からは「私はしんだ、おまえもしぬ」「整形手術で目を増やしておけ」など、物騒な忠告をいただくし…。
え?しにたくないな?
ネタバレを気にしない方なのに、ゲネプロなどの情報をとにかく避けて、観劇したわけですが…。
圧倒されていつのまにか終わってた。
小泉萌香ちゃん風に言うなら「秒で終わった」。いやまじまじ、秒だわあれ。
いっや、第100回聖翔祭で始まるとかね、#1の曲も使われてるとかね、舞台とアニメのいい塩梅でキャラが成り立ってるとかね、新キャラのメインキャラとの関係性とかね、それによるメインキャラ達の関係性のアップデートでね、まぁ確かにその辺目を焼かれて塔から落ちてしまったんですけど。
それはそれとして、曲数増えたでしょ?踊りもバレエ系を取り入れてて、また運動量がすごそうな感じだし、ていうかずっと踊ってたな???そして2/3ぐらい殺陣やってたんじゃない??????ずっと殺陣やってる!!
最後は大乱闘スマッシュブラザーズじゃん!!!
とにかくずーーーっと動いてるんですよ!でも歌声ぶれない~~~しゅごい~~~。動くということは、歌うということは、ストーリー上も展開があるということで、詰め込みまくったストーリー展開は#1よりもずっと密度が濃かった。
文字通りアニメを引き継いでの形でありつつも、舞台ならではの殺陣のパワーアップが想像の5倍以上で終始圧倒されてばかりだった…相手校の人達の演技も圧倒的だからこそ、九九組の子達の歌も踊りも殺陣も全部進化してるのが本当に良かった…!#スタァライト感想
— あーりー (@ear_ly) October 14, 2018
初観劇は3階席からだったけれども、銀河劇場ってどの席も近いですよね?そこからでも表情の雰囲気はけっこう見えたんだけども、疲れや辛さなどを感じさせないから、やっぱすごいな…みんな…。
キャラクターの解像度がはちゃめちゃあがる
そうやって1回目は情報量に目がやられ塔から落ちてしまいましたけれども、無事再生産を遂げて、2回目以降の観劇はようやくしっかりストーリーを追うことが出来ました。
2回目、3回目は女性限定公演。またこれが快適で快適で…最後に特記します。
さて、#2では青嵐総合芸術院の先生と生徒3人が新キャラクターとして出てくる。
艷やかな黒髪をなびかせアクロバティックなアクションを披露した、小林由佳さん演じる、教師・八雲響子。
元エビ中で七木奏音ちゃん演じる、天堂真矢に天才と言わしめる才能の持ち主・柳小春。
アクション俳優として活躍されてるらしい佃井皆美さんが演じるのは、露崎まひるの元同級生・南風涼。
舞台・声優として活躍していて、ソロライブも予定している門山葉子さんは、大場ななの元同級生・穂波氷雨を演じた。
そんな彼女たちのレヴューシーンを通して、まひるやななの過去が掘り下げられたことにより、アニメ5話・9話で描かれた過去エピソードもぐっと奥行きが広がる。加えて、今回のレビューでは聖翔側はタッグで青嵐に挑むことになる。
まひる・ななとタッグを組んだひかり・純那は、相方の過去に絡んでいくことになるわけだ。そこにもそれぞれの性格が現れて、舞台#1やアニメで感じたキャラ性がどんどん解像度が上がる!なんだかみんなのこともっと知れて嬉しい…!という気持ちになった。
しかも2回目の観劇は下手側とはいえ、前から6列目のとても近い席。幕の裏側で彼女たちが歩いている音まで聞こえるぐらい近い。殺陣は迫力倍増だし、表情がとてもとてもよく見える。とくに過去の因縁との苦悩する大場ななちゃんの表情が本当に苦しくて苦しくて……「純那ちゃん、ななちゃんを助けてあげて…」って思いながら見てしまった…物語の筋を知ってるくせに…。
双葉・香子、真矢・クロディーヌは大きな変化がなかったものの、舞台の真ん中に立ちたい!という想いをアニメよりずっとストレートに表現するから、好き度が上がる…もうやだ…みんな好き…。
唯一、深堀りされなかったのが華恋で、レヴューシーンも今回はとても少ない。華恋ちゃんはTHE主人公ながら、どこかやっぱり掴みどころのないのはアニメが終わった今でも感じるので、2期をぜひ……!!!
毎公演変化を感じられる演者の演技
舞台の面白いところは、やっぱり生ものというところ。物語が動かしている人物以外のキャラクターたちがどんなことをしてるのか自由に見る視点を変えられて、しかもそういう場面の演技は役者に委ねられてるから、公演ごとに違いが現れるので、注目するとすごく面白いんですよね。
たとえば、純那ちゃんが学級委員長として青嵐の小春に挨拶しようとするものの、無視されるシーン。目をパチクリとして信じられない…という表情をし、ななに慰めてもらうときも、怒気を孕んだようにセリフを言ったり、傷ついた気持ちを強めて言ったりと、感情のトーンが毎公演違うように感じられた。
対するななちゃんも、純那ちゃんの感情のベクトルによって慰める声のトーンが微妙に違う。はじめ見た公演ではマイクで拾い上げられない程度に慰めの声をかけていたものの、公演が進むにつれ、しっかりと発声しセリフの一つとして組み込まれてたのが印象的。
何気に青嵐さよなら後の日常シーンのアドリブの情報量よ、まひかりとじゅんなななが日替わりでしてること違うの、ほんとにもう………
— あーりー (@ear_ly) October 21, 2018
ななちゃんがカメラを構える日があったりなかったり、まひるちゃんの髪を遊んだり、かと思えばMr.ホワイトをまひるちゃんに見せつけたりするひかりちゃんがいたり…。
そんな些細な日常的ワンシーンをとってもキャラクターのかわいい一面がたくさん見れて、複数回見たこその面白さがあった。
ラジオでも実際に公演中に演者同士で相談して演技を変えた話が出てきていたし、何回見ても新しいものを発見できるのが本当に楽しかったなぁ。
男性向けコンテンツで女性限定公演をやってくれたありがたさ
この記事の本題といっても過言ではない!
スタァライトの女性限定公演、楽しすぎてずっと口角上がりっぱなしだった!顔が痛い!!!しかもスタァライトの後に焼肉食べるの最高だった!!!! #スタァライト感想
— あーりー (@ear_ly) October 17, 2018
ケレン味のあるアニメ、洗練されたデザインなどで忘れがちだけど、「少女☆歌劇レヴュースタァライト」は紛れもなく「美少女アニメ」コンテンツ、つまり男性向けのコンテンツなのである。
私は男性向けコンテンツ(美少女アニメ、女性アイドル・声優)のほうが好きになりがちなので、女性率が低いイベントにも慣れてはいますけど、やっぱり男性オタクにまみれたいかというと、ね……。
だから女性限定公演やってくれたのは、ほんっとうに嬉しい!
まず怖くない。どんな人が隣に来たとしても女性というだけで、とても安心感がある。(集団の場合、気が大きくなってることもあるので、たまに厄介ですが)騒いだり目立ったりしようとするタイプも少ないし、わざわざ話しかけてマウント取りたがる人もそんなにいないし…。舞台だったから厄介な層がそもそも少なかったんだけどね。それにしてもね。
あと好きにズレが少なそうな空気感がいい。一回目の女性限定公演では、「女の子たちを見に、こんなにも女が集まってる…すごい…」って謎の感動を覚えてしまった。上手く言えないんだけど、女性の中でも同じタイプの女性しか集まってないんだな、同好の士が集まってるんだなということが強く感じられたんですよ、上手く言えないんだけど…。キャストが出たときに、「キャー!」って言うんじゃなくて、「フー!」って言っちゃうタイプしか集まってないっていうかさ。
それにキャストの空気感がいい(気がする)。
前述したように、一番最初の女性限定公演では歓声が「フー!」だったんですよね。キャストのみんなは「キャー!」を期待してたらしく、キャストの要望で「キャー!」って声を上げることになったんですよ。
スタァライト女性限定公演、キャストの要請に応えて頑張ってキャーって黄色い歓声上げたら、キャストがみんな飛んで跳ねて喜ぶんですよ?こんなに女が女を喜ばせたことそんなにないですよ?女に生まれてよかったーーー!!!!😊😊😊
— あーりー (@ear_ly) October 17, 2018
往年のアイドル声優・椎名へきるさんでさえ、とってもはしゃいでるのが可愛かった…。
とくに一回目の女限は相羽あいなさんの30歳の誕生日だから、キャストのみんなが相羽さんとすれ違う時に必ず手を3にしてアピールするし、絡みのキャッキャ度が増し増しだったと思う。
二回目の女限は土曜日の公演ということもあり、おそらく初見の客も多かったのか、富田・相羽・伊藤・生田、いわゆるGANG☆STAR組で行った「Circle of the Revue」の登場時に、客席から悲鳴じみた歓声が沸いていたのも印象的。いつにも増してイケメン度増して踊っていたように感じた。
そのあとの「Green Dazzling Light」もしっとり歌いあげる曲なのに、小泉萌香ちゃんが佐藤日向ちゃんに抱きつきにいったときも悲鳴が上がってたし…。あのパート、後半の公演になるほど日向ちゃんが意地悪してたのが面白かったな…。
とにもかくにも、そういった反応一つ一つが黄色い歓声だったので、すごく新鮮で、すっごく居心地が良かった…。
今日の女限、17日とまた雰囲気が違って、曲目やキャストのやりとりに反応して黄色い悲鳴が上がってたのが印象的w 女限は心なしかキャストがすっごい心緩やかな感じがして、ライブパートが楽しいんだよね!再演も女限やって欲しいし、ライブも是非女限を……🙇♀️🙇♀️🙇♀️#スタァライト感想
— あーりー (@ear_ly) October 20, 2018
みんな~12月のデュレイライブビューイングと7月再演に行こうよ~~~
えーこんなに楽しくていいのかなーもえぴな可愛かったし、本日の主役のあいあいも最高に可愛かったし、まほねぇみもりんの可愛さとスキルのヤバさもすごいし、はるきちゃんの可愛いけど力強いバトン使いもいいし、あやてるのわっちゃわちゃは可愛いし、もよちゃんもイケメン可愛いし、青嵐もヨシ!!!
— あーりー (@ear_ly) October 17, 2018
話をまとめると、も~~~~はちゃめちゃ楽しかった。
12月13日にデュレイライブビューイングが決まったし(上映館増えてくれ!)、
来年の7月12日(金)~15日(月・祝)に舞浜アンフィシアターで再演も決まった。
しかも今回も女性限定公演がある!!!!!
アニメのBDBOX2,3巻と舞台#2BDに先行申し込み券が入ってるから
みんな~~~~~
買おう!!!
Blu-ray BOX 2 | Blu-ray | 少女☆歌劇 レヴュースタァライト
Blu-ray BOX 3 | Blu-ray | 少女☆歌劇 レヴュースタァライト